東京八丁堀皮膚科・形成外科

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傷・やけど等の外傷

傷とは

外傷とは、外力(機械的、物理的、化学的)により生じた組織・臓器の損傷(けが)をさします。形成外科は顔面、手足などの外傷をきれいにし、機能を損なわずに治癒させることを得意としています。
外傷は

  • 切創(切りきず)
  • 擦過傷(すりきず)
  • 裂挫創(皮膚が裂けたきず)
  • 刺創(刺しきず)
  • 咬傷(咬みきず)

などがあります。
傷をきれいに治すためには初期の治療が、とても大切です。けがをした場合は、すみやかに形成外科への受診をおすすめします。

治療法および期待される効果
切創(切りきず)

切り傷ガラス片や刃物などの鋭利なもので切れたいわゆる「切りきず」です。手足の切創においては、比較的浅いところを走行する神経、血管、腱などの損傷を伴なうことがあるため、早期にそれらの損傷を確認し適切な処置を受ける必要があります。

顔面の切創においては顔面神経(耳前部皮下にある顔の表情を作るための神経)、涙小管(目頭にある涙の排泄路)、耳下腺管(頬部皮下にある唾液の流れる管)などの重要な器官損傷を伴なうことがあり、放置することで重篤な後遺症を残す可能性があり、形成外科での専門治療が必要となります。受傷時は局所をガーゼ等で保護・圧迫、挙上(手足の場合)して、できるだけ早く治療を受ける必要があります。切創の場合、一般的には周囲組織の損傷は軽度であり、縫合処置などにより早期治癒が可能です(1週間以内)。形成外科では真皮縫合や、細い糸を使用した治療によりよりきれいに傷を治療することが可能です。

擦過傷(すりきず)

道路などにこすりつけることにより、皮膚がすりむけた状態の創傷です。皮膚の損傷自体は浅く、多くの場合縫合せずに治ります。しかし、創面に微細な土砂、ゴミなどが埋入し、治ったあとも皮膚のなかに残ってしまう場合があり、この状態を外傷性刺青といい、治った跡がかなり目立ちます。これを防ぐためには受傷直後早期に創部の十分な洗浄とブラッシングを行い、細かな異物を除去しておくことが大切です。

外傷性刺青になってしまった場合はレーザーでの治療が可能です。

裂挫創(皮膚が裂けたきず)

鈍的外傷により生じた皮膚の損傷で、切創に比べて創部周囲の損傷が高度で、創縁の損傷の程度により治癒に時間がかかることがあります(1週間以上)。また、創部の汚染(屋外での受傷など)を伴っている場合は、処置後の感染(バイキンの繁殖)の危険性も高く、初期治療時に創部の十分な洗浄と抗生物質、破傷風の予防薬の投与が必要となることがあります。治癒後の瘢痕が高度になる場合の多く、その場合は手術やレーザー、再生治療により瘢痕の治療が可能です。

刺創(刺しきず)

先端の尖った物が突き刺さって生じる創で、創口が小さくても奥行きが深い事が特徴です。時には刺さった物の先端が創内で折れてしまい、摘出が必要になる場合もあります。また、深部に創が及ぶと血管損傷や神経損傷、さらには重要な臓器損傷の可能性があります。このような場合は異物除去や止血、深部組織の修復が必要となります。

咬傷(咬みきず)

ヒトや動物に咬まれた後に生じる創傷です。口腔内は雑菌が多いため、受傷後の感染の頻度が最も高い創傷のひとつです、十分な洗浄、抗菌薬の投与、破傷風の予防注射などが行われます。

受傷時に閉創すると、創内に膿瘍(うみ)を形成することがあるため創部は縫合せず、適宜洗浄し開放創のままで治癒させます。

治癒後の瘢痕が高度になる場合の多く、その場合は手術やレーザー、再生治療により瘢痕の治療が可能です。

熱傷

熱傷とは

熱傷(やけど)は日常生活において最も多い外傷の一つです。受傷した部位と大きさ(面積)、損傷の深さにより、治った傷跡(瘢痕)がケロイド(傷跡が盛り上がる)状になり、拘縮(引きつれ)などの後遺症を起こすこともありますので注意が必要です。

やけどは、皮膚に高温が作用したために起こる傷害をさします。
高温の液体、火炎・爆発などで生じます。また、低温やけどと呼ばれる、比較的低い温度(44~60度)で生じるやけどもあります。

この他、特殊なやけどとして、薬品(酸、アルカリ溶液など)による化学熱傷、電流(家庭電源、落雷など)による電撃傷などがあります。

やけどは深さによりⅠ度、Ⅱ度、Ⅲ度に分類され、それぞれ症状が異なります。その深さは皮膚組織(皮膚は外側から、表皮・真皮・皮下組織(脂肪)で構成されます)のどの部位まで損傷されているかで決定されます。また年齢や部位により皮膚の厚さが異なるため、重症度も異なります。一般に小児や高齢者では皮膚が薄く、顔や胸部などでは皮膚が薄いため重症化しやすい傾向にあります。

治療法および期待される効果
I度熱傷

表皮のみのやけどで、皮膚の赤みのみの熱傷です。治療は創部の冷却、軟膏の外用のみで傷跡を残さず治癒します。

II度熱傷

深さによりさらに浅いもの(SDB)と深いもの(DDB)に分けられます。Ⅱ度熱傷は水疱を形成します。SDBは水疱の処理、軟膏の外用などによって、瘢痕を残さず治癒します。場合によっては色素沈着を生じる事もあり、適切な処置を行う事が重要です。色素沈着の予防に内服や外用治療をする事も可能です。DDBは水疱の処置、軟膏の外用、場合によっては外科的な治療を必要とします。SDBより治癒に時間がかかり、瘢痕を残します。適切な処置をしないとより深い傷になり、感染を起こす事もあるため、早期に受診する必要があります。

III度熱傷

もっとも深い熱傷で創部は蒼白または黒色になり、感覚もなくなってしまいます。外科的な治療を必要としますので形成外科の受診が必要になります。

形成外科 診療メニュー
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