先天奇形(保険診療)東京八丁堀皮膚科・形成外科
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先天奇形
先天奇形とは
頭蓋縫合早期癒合症は、そのつなぎ目のどれか又はいくつかが早めに塞がって頭の形が変形してしまう病気です。つなぎ目の塞がり方で形が変わり分類されています。
縦長の頭になる場合は舟状頭といわれる変形を生じます。つなぎ目の塞がり方で、頭が縦に短くなったり(短頭症)、額が斜めや三角になったり(斜頭症、三角頭)、上にとがったり(尖状頭)します。また、頭の変形に顔面の変形が同時に起こるもの(クルーゾン症候群や手足の変形が同時に起こるもの(アペール症候群)もあります。
頭の骨の変形は、見た目だけでなく、脳の正常な発達を妨げることもあり、適切な時期に手術を行うことが必要になります。
治療方法および期待される効果
手術の方法には様々なものがあり、手術を受ける年齢によってもその方法は変わってきます。変形した骨を切って正常に近い形に組みかえる方法や切った骨を少しずつずらしていく方法が一般的です。クルーゾン症候群やアペール症候群では、顔面や手足の変形についても適切な時期に手術が行われます。