二重まぶた、目もとのお悩み、眼瞼下垂（がんけんかすい）、逆さまつげなどは美容外科・形成外科の専門医がおこないます－東京八丁堀皮膚科・形成外科

目（二重、目もと、眼瞼下垂（がんけんかすい）、逆さまつげ）

Doctor's Comment

形成外科・美容外科専門の女性医師　望月香奈Dr.が全件執刀いたします。

美容外科専門医・形成外科専門医の望月香奈が全件執刀いたします。数万件の手術経験に基づく女性ならではの美しい手術を得意としております。

診療メニュー

二重まぶた（ 埋没法／全切開法）／上瞼のたるみ（上眼瞼皮膚切除 ／眉下切開） ／ 目の下のクマ、くぼみ、たるみ ／ 目元の凹み、各種注入 ／ 眼瞼下垂（がんけんかすい） ／ 逆さまつげ ／ 目を大きく(目頭切開／目尻切開／グラマラス形成)

二重まぶた

ひとくちに二重まぶたといっても、様々なデザインがあります。
クッキリした二重になりたい、とにかく自然な二重にしたい、丸い目にしたい、シャープな印象にしたいetc。
お一人おひとりの皮膚の厚みも形も、ご希望も異なりますから、あなただけのパーソナルなデザインをご提案いたします。

切らない二重術（埋没法）

一番ベーシックな二重術です。ブジーという機器を使って二重の幅やラインをシミュレーション。施術は、特殊な細い糸と針を使用し、メスを使わないので、傷跡の心配もなく腫れが少なく自然な仕上がりです。

埋没法の良い点は、なんといってもその手軽さにあります。 短時間の手術でダウンタイムも短く、万が一の場合は元に戻すことができます。そのため、手術が初めての方はもちろん、今後好みが変化した場合も対応ができるという点で一番需要の多い術式です。

埋没法は強度や持ちを心配される方もいらっしゃいますが、より強固に固定するマイクロカットや、若年層などの脂肪の多い瞼では極僅かな穴から脂肪を取るオプションもございます。

老若男女幅広い方に人気の埋没法ですが、皮膚の厚みがあったり、眼瞼下垂傾向がある場合等まぶたの状態によっては不向きな場合があります。

【おすすめの方】

• 初めての二重整形の方
• 毎日のアイプチ、アイテープを卒業したい
• 腫れの少ない自然な二重か欲しい
• 元に戻したり、幅の微調整が行える術式がいい

>> 埋没法について、もっと詳しく⇒

二重術（全切開法）

二重切開法とは、希望の二重のラインに沿って皮膚を切開し、必要に応じて脂肪や筋肉などを調整して、半永久的な二重を作る治療です。華やかな平行二重を作るだけでなく、中年以降の加齢で弛んだ瞼の方や、瞼が厚い方、埋没法では取れてしまう方等のお悩みも同時に解決することが可能です。

半永久的な二重を作成することができます。同時に皮膚のたるみや筋肉、脂肪などの組織の厚みを改善することができます。

二重術（小切開・部分切開法）

瞼の中央を1〜3ヶ所小切開し、切開した部位から眼輪筋および脂肪を取り除き二重を取れにくく、厚いまぶたをすっきりさせます。埋没法と切開法の間に位置手術する方法となります。

上瞼のたるみ

いわゆるたるみ取りには大きく分けて二種類あります。

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1. 二重の幅に沿って余計なたるみを取る方法：
   上眼瞼皮膚切除法
   
2. 眉毛の下の、加齢によりたるんだ皮膚を切除：
   眉下切開法（ブロウリフト）

上眼瞼皮膚切除術（二重部分でたるみを取る）

加齢変化によって、上眼瞼の皮膚は緩み、下方に垂れ下がってきます。それにより二重幅が狭くなったり、まつ毛の上に皮膚が下がって目力が弱くなりボンヤリとした印象になります。

ブジーなどで二重幅を広げても二重のラインに厚い皮膚がかぶる方には、非常にいい適応になる手術です。上眼瞼皮膚切除術は二重のラインに合わせて皮膚を切開し、たるみを除去します。傷あとは二重のラインに沿うので比較的目立ちにくく仕上がります。

眼瞼下垂が伴う場合は同時に挙筋前転手術を併用することが可能です。

【おすすめの方】

• たるみが強く、お目元の印象をしっかりと変えたい
• しっかりと若返ったような変化を希望する
• 二重部分が消失してしまうほど明らかに皮膚がかぶさっている

眉下切開法（眉毛の下でたるみを除去）

眉下切開（ブロウリフト）は、眉毛の下のラインに沿って切開して、上まぶたのたるみを除去する施術です。弛んでいた皮膚を取り除くことで従来の二重が現れて若々しい印象になります。

たるみは取りたいけれど二重にすることが目的ではない方や、術前の印象をあまり変えたくないけれど自然に目力アップさせたい方におすすめの施術です。

従来は年齢を重ねた方向けの治療法でしたが、近年では適応をしっかりと見極めれば若い方にも素晴らしい効果の出せる治療と考えます。
※物理的に目と眉の感覚は今よりも近くなりますので、元々の距離が近い方に眉下切開は不向きです。そのような方は前額リフトが適しているケースがあります。

丁寧な縫合・手術操作を行いますので、術後の傷跡はメイクでカバーできる程度。時間経過でほとんど目立たなくなります。

加えて、症状によって眼輪筋と呼ばれる目周りの筋肉のリフトやRoofと呼ばれる上方の硬く厚みのある脂肪を除去することにより更にスッキリとした印象に仕上げることが可能です。

【おすすめの方】

• 目の形やお顔の雰囲気を激変させずに自然にたるみを改善したい方
• 狭くなってきた二重を広げたい方
• 厚みのある印象をスッキリさせたい方
• 二重幅を変えずに、自然に幅を広げ目力をアップさせたい方
• 上瞼(まぶた)の皮膚が厚ぼったくたるみを取りたい方

目の下のクマ、くぼみ、たるみ

経結膜脱脂法
（表を切らないクマとり・脱脂）

多種多様な原因で引き起こされる“クマ“
代表的なもので、大きく分けて三種類あると言われています。

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●茶クマ：目元をこすったり、化粧品等が起因で起こる色素沈着、くすみ
→対策：きちんと化粧を落とし、目元への刺激を避ける。目元のくすみ美白ケア。

●青クマ：生まれつき皮膚が薄く、周囲の血管が透けていたり、涙袋に入れたヒアルロン酸がチンダル現象（製剤が透けて見える現象）を起こしているタイプ。あるいは血行不良や睡眠不足
→対策：ヒアルロン酸が原因の場合は溶かす。製剤を変えて入れ直す場合も皮膚の薄い方は再発しやすいので、脂肪やPRPの注入がおすすめ。脂肪は黄色いので色味の改善も期待できます。
※当院ではFGF注入は行いません。

●黒クマ(影クマ)：年齢を重ねて下がってきた脂肪が影になり暗く老けた印象の“目袋”を生み出してしまう。女性のみならずミドル世代以降の男性のお悩みとしてもよく挙がります。
→対策：余分な脂肪は、表に傷の残らない経結膜脱脂術で取ってしまうのをおすすめ。 ベテランドクターがバランスを考慮しながら、適切な量で調整し膨らみの原因となる脂肪を除去。

【おすすめの方】

• 目の下がたるんできて、涙袋ではない膨らみがある
• 自分に合った施術でクマを対処してほしい
• 自然に若返りたい

下瞼の脂肪再配置・眼窩脂肪移動術、たるみ除去

年齢を重ね、目の下（ティアトラフといいます）が下眼窩周囲の脂肪減少によってカタカナのハの字のようくぼむ・凹んでいる方などは、単純な脱脂のみでは改善が乏しいケースが多いです。落ちてきて目袋となってしまっている脂肪を正しい場所へ移動しなだらかになるよう再配置し骨膜に固定します。脂肪は除去せずに全て利用する場合・バランスをみて少量除去する場合等お一人おひとりご状態に合わせて行います。

●裏側（経結膜側）から行う方法

若年層の方や目の下の軽度なたるみや余分な膨らみは気になるが、余剰な皮膚はあまり目立たないという方は経結膜（裏側）からのアプローチが可能です。表面にはお傷がつきません。

●表側（経皮側）から行う方法

たるみや目袋が重度の方は、経皮（表側）からアプローチすることでしっかりと改善を図ります。

●皮弁法で行う方法

目の下の余った皮膚が目立つ場合は、まつげの下を切開し皮膚を剥離、余剰皮膚を切り取り眼輪筋を挙上する皮弁法でご対応が可能です。

くぼみに脂肪注入（コンデンスリッチ）

加齢でお顔の脂肪はどうしても減ってきて寂しい印象になってしまいます。頬の脂肪も下がってきている場合などは、脱脂単独の手術では凹みが現れる場合があります。このような場合ですと、ご自身の脂肪再配置だけでは改善できないケースがほとんどです。

また、年齢を問わず青クマの目立つタイプ、皮膚の薄い方は良質なご自身の脂肪を生成した脂肪注入（コンデンスリッチ）やPRP注入がおすすめです。大量に注入してしまうとメリハリのないのっぺりした印象になってしまうので、定着を予想しながらベテランドクターが繊細なデザイン行います。

眼瞼下垂（がんけんかすい）

眼瞼下垂症とは上まぶたが十分に挙がらず、瞼が下がって視野が狭くなり見えにくい、いつも眠そうに見えてしまう、眼瞼下垂が起因の頭痛や肩こり、また目を大きく開けるために歯ぎしり、食いしばり等の状態の症状が現れます。

まぶたには板状の瞼板という組織があり、その瞼板にまぶたを挙げる筋肉（眼瞼挙筋）があります。何らかの理由で瞼板や挙筋が上手く動かなくなったり、その他の神経等の組織の力が弱くなることが原因で起こります。

大きく分けて生まれつきの先天性のもの、加齢やハードコンタクトの長期使用等が原因の後天性のものに分けることができます。

角膜反射光と上眼瞼縁の距離（margin reflex distance MRD）によって診断されます。

● 腱膜性下垂
● 筋原性下垂
● 神経原性下垂

などの種類があります。

このうち、加齢や外力（白内障手術後、コンタクトレンズ長期装用、アトピーで頻繁にまぶたをこするなど）によって、上まぶたを挙げるのに重要な役割を果たす眼瞼挙筋腱膜（挙筋腱膜）が薄くなったりすることで起こるものを腱膜性眼瞼下垂症と呼び、特に加齢によって起こるものは老人性眼瞼下垂症とも呼びます。後天性眼瞼下垂症の多くがこれにあたります。

≪眼瞼下垂症の外見的な特徴例≫

• 額の皺が目立つ
• 眉毛の高さが左右で異なる、眉毛挙上を認める
• 眠たそうに見える
• 肩こり、頭痛、めまい、睡眠障害
• 目の上の凹み
• 目の下の膨らみ（クマ）
• 瞳（黒目）の露出範囲は正常なこともある　など

眼瞼下垂症の基本治療は外科的な手術を行うことです。

眼瞼挙筋腱膜前転法がんけんきょきんけんまくぜんてんほう

挙筋腱膜にアプローチしてまぶたを引き上げます。
眼瞼下垂を改善するためには、延びてしまった挙筋腱膜を短くして瞼板（まぶたの内部にある組織）に縫合する「挙筋短縮法」という手術を行います。

挙筋短縮法：薄く弱く引き伸ばされた挙筋腱膜（上まぶたを上げるのに重要な部位）を短くしてまぶたの下にある瞼板という部位に固定する手術です。

●切開による方法※一部保険適応あり

上まぶたの皮膚を切開し緩くなった挙筋腱膜を調整。瞼板に固定する手術です。眼瞼下垂の状態によって皮膚や眼輪筋などの切除も併せて行います。

●糸で留める方法※自費診療のみ

皮膚を切開することなく裏側から切開し、ミュラー筋を短縮し瞼板に固定。腫れにくい、表側に傷がつかないメリットがありますが、その一方でラインや食い込みの薄さを感じる、眼球に糸が当たって痛みゴロゴロ感が出る場合もあります。

上まぶた皮膚切除

上まぶたのたるんだ皮膚が黒目部分にかぶさり視野が狭窄している状態の方は、上まぶたの余剰皮膚そのものを切除して、かぶさった皮膚を取り除くことで視野も広くなります。

皮膚のみの切除ですので、腫れ・内出血は比較的軽度です。

※一部保険適応あり

■■■保険診療と美容診療の違い■■■

同じ『眼瞼下垂』の治療でも、保険診療と自由診療ではアプローチが異なります。
症状の改善はもちろん治療後にどのような仕上がりを望むのか、ご希望をお伺いしながら最適な治療法をご提案していきます。

逆さまつげ

重度の逆さまつげは。健康保険の適応となる場合があります。

逆さまつげの主な原因は大きく分けると、睫毛内反症・睫毛乱生にわかれます。
成人の場合、治療をせずに自然に回復する可能性はかなり低く、症状を改善するためには早期の治療が必要になります。

睫毛内反症 しょうもうないはんしょう

睫毛内反とは瞼の皮膚が多いことによって、まぶたが内側に向いてしまい通常外向きに生えるはずの睫毛が眼球に向かって生えている状態をさします。

睫毛が目の表面に当たることで、異物感、まぶしさ、目脂が出るなどの症状が現れたり、目をこすりすぎてしまうことで繊細な組織が傷つき眼瞼下垂を併発したり、将来視力に影響が出る可能性も否定できません。切らずに縫合する埋没法や皮膚切開法などの手術方法で症状を改善することができます。

≪逆さまつげの主な自覚症状≫

• 目に違和感があり、ゴロゴロ・チクチクした痛みがある
• 目やにが溜まりやすい
• 目が潤んでいる、よく涙目になる
• 瞳が充血、赤い
• 眩しさを感じる　など

上まぶた（上眼瞼）の逆さまつ毛

内反したまつ毛を外反させるのに、重瞼術を行います。
症状が軽度の場合は、埋没法による重瞼術をおこないます。術後は二重瞼になります。
重度の内反を認める場合は、切開法による重瞼術とほぼ同様の方法で行います。

※一部保険適応あり

下まぶた（下眼瞼）の逆さまつ毛

下眼瞼の逆さまつげ治療には、下まつ毛近くの皮膚を切開し、余分な組織を除去した後、瞼板と眼輪筋を縫合し、下まつ毛が外反するよう（下向きになるよう）に矯正する手法が一般的です。

埋没法のように外から糸だけで下まぶたを縫合する方法は、短期間で元の状態に戻ることが多く、あまり推奨されておりません。

※一部保険適応あり
（グラマラス形成・たれ目整形などの手術後に起こった逆さまつげは保険治療の適応にはなりません。）

目頭側の逆さまつ毛

いわゆる蒙古襞と呼ばれる、アジア人に多い目頭の皮膚のツッパリ、目頭側に被る皮膚（内眥贅皮・内眼角贅皮）を切除するのが内眥形成（目頭切開）です。

下の逆さまつげがひどくベッタリ入ってしまう等の重度の逆さまつげの方は、内眥形成（目頭切開）を併用することで安定して術後の良い結果が得られています。 そのため、当院では必要な患者様へは内眥形成も一緒にお勧めしております。また、計画的に改善を図るため、複数回に分けて手術を行うこともあります。

目頭側のつっぱりが解除され開くことにより、元々のお目元の印象に変化を感じる場合がございます。

眼瞼内反症

眼瞼内反症は、まぶた自体が眼球側にめくれた状態です。まぶたの先端にまつげが生えていますので、まつげが眼球に接触してしまい痛みを引き起こします。眼瞼内反症には、先天性のものと老人性の２種類があります。

睫毛乱生しょうもうらんせい

まぶたの位置は正常ですが、まつげの生える向きが乱れていることによって、まつげが眼球にあたる状態です。これを睫毛乱生といいます。

■■■保険診療と美容診療の違い■■■

逆さまつげの症状の改善はもちろん、治療後にどのような仕上がりを望むのかご希望をお伺いしながら最適な治療法をご提案いたします。

※保険診療は逆さまつげの症状のみを改善します。審美的なお治療をご希望の方は自由診療でのご案内となります。

目を大きく（目頭切開・目尻切開・グラマラス形成）

魅惑的な美しい目元は、縦横比等や開きも影響します。お顔はバランスが大切ですので、目の横幅（瞼裂）を広げ、不要なお顔の余白を減らしたい方にもおすすめの手術です。

目頭切開

目頭切開は、蒙古襞と呼ばれる目頭の皮膚を切開し目の横幅を広げ、目を大きく見せる手術です。蒙古襞が被っていると目が小さく見えたり、離れて見えてしまったりする原因となります。

多くの場合、二重まぶた手術と組み合わせて行われ、華やかな並行二重をご希望の方に適しています。

目頭切開にはいくつかのバリエーションがあり 目頭に丸みを持った印象の仕上がりを希望、尖った印象の仕上がりを希望、目と目は寄らないようにヒダだけを処理する仕上がりなど、ご希望に沿って術式をご提案することが可能です。

【Z法】

目頭をジグザグとＺ型に切開し、できた皮弁を入れ替え縫合。蒙古襞を自然に解除します。

皮膚を切除するＷ法に比べて、全体的なバランスを見ながら切開するため調整がしやすく、また、手術後に目頭をある程度は元の状態へ戻すこともできます。Ｚ形成は色々な切り方があり、例えば平行二重をご希望の方、目頭側の脂肪が多く厚みのある方はPark法といって上部のヒダを切除する方法もあります。

【おすすめの方】

• バランスの取れたシャープなお目元を希望の方
• ある程度元に戻しやすい術式を希望の方
• 色々なお悩みに柔軟に対応できる方法を希望の方

【Ｗ法（内田法）】

目頭部分をＷの形に切開するＷ法は、皮膚を切除し、引っ張って縫合するため、よりしっかりと高い効果を求める方に適した術式です。

ハーフ風や平行二重をお好みな方が二重術と併用されるケースが多いです。

【おすすめの方】

• ハーフのようなしっかりとした平行二重を希望の方
• 大きな変化を希望の方
• 後戻りしにくい方法を希望の方

【リドレープ法】

韓国で主流の技法で、その自然さから近年国内においても人気の術式です。目の下のラインに沿って、蒙古襞の原因となる筋肉のつっぱりを解除し、目の内側や下側に沿うように傷を閉じてくる方法です。目元に沿う形で切除縫合を行うため、傷跡はほぼ内側になり目立ちません。

【おすすめの方】

• 尖った印象にはしたくない方
• 変化は少なくてもよいので、自然で控えめなナチュラルデザインを希望の方
• 目立ちにくい傷跡をご希望の方

【単純法（三日月法）】

蒙古襞の形に沿い、三日月状にヒダを切除するシンプルな方法です。大幅な蒙古襞の切除が可能な反面、切除範囲の分だ全体に引っ張られ不自然な丸い目頭になったり、凹みを生じる可能性があります。

目尻切開

隠れた目尻部分（外眼角）を切開して広げ露出させ、目尻の開きを良くする手術です。単独手術では控えめな効果です。白目の露出度、広がり方が変わり印象的なお目元になります。“なんとなく変わった、横顔や斜めのお顔が印象的になった”程度の変化がよい変化と考えます。

極端な切開は、三白眼や粘膜の露出（いわゆるパカパカな目尻）等の見た目の不自然さ、ドライアイ等の症状が強く出てしまうからです。 既に目尻側の粘膜が見えている方、指で押さえるとすぐに粘膜が露出する方は適応ではないことがあります。

【V-Y切開】

目尻をＹ字に切り、Ｖ字に縫合することで、円蓋部と呼ばれる目尻の凹みの分、外側に目尻を広げます。傷は比較的目立ちにくく、目尻の形もＶ字に仕上がるため自然な仕上がりです。グラマラス形成（外眼角下制術）と併用することにより吊り目の印象を大きく変化させることも可能です。

【W切開】

目尻をW字に切り、U字に縫合することで、円蓋部と呼ばれる目尻の凹みの分、外側に目尻を丸く広げます。目尻の広がる効果は認めますが、U字型に広がるため、やや過矯正の印象がでるため適応は限られます。

グラマラス形成

適応のある方は目尻切開と併せて行うことにより、より華やかな印象・甘い印象になります。
目尻切開同様にオーバーなデザインは行いません。三白眼や粘膜の露出（いわゆるパカパカな目尻）等の見た目の不自然さ、ドライアイ等の症状が強く出てしまうのを避けるためです。

またカラーコンタクトレンズをしている方は、今後の価値観の変化等を踏まえて、より慎重に適応やデザインを選択する必要があります。



美容外科 診療メニュー

目元（二重、目もと、眼瞼下垂、逆さまつげ） ／ 鼻（隆鼻、小鼻縮小、鼻尖形成） ／ 口元 ／ 輪郭形成・立ち耳（耳介変形） ／ フェイスラインを整える・小顔治療 ／ コンデンスリッチファット注入療法（CRF）・脂肪注入 ／ バスト（豊胸術、陥没乳頭、乳輪・乳頭形成） ／ 婦人科形成 ／ 痩身 ／ ワキガ・多汗症 ／ 刺青（入れ墨）・タトゥー除去 ／ 傷跡（妊娠線）